2008年07月03日 (木) | 編集 |

私が高校3年生まで住んでいた所は、現在 新しい住人が新しい家を建てて住んでいます。
当時の家もなくなってしまった今、昔を懐かしむには、頭の中に残る薄れ行く思い出を辿るしかないのですよね・・・
母はその家の前を通るのが辛いといいます。
そこは、父と苦労を共にした場所、オモローな父が笑いでいっぱいにしてくれたところ、
7人家族で過したその家には本当にたくさんの出来事があり、そのひとつひとつに喜びや悲しみがあり、懐かしい大切な思い出がいっぱい詰まった場所でした。
でも、今はその家も無く、見た事もない新しい家がそこにある・・・
喪失感とでもいうのでしょうか?
きっと思い出までが消えてしまったように感じるのでしょうね。
でも、たったひとつだけ、今も形として残っているものがあります。
祖父と父で植えた柿の木・・・
今も青々とした葉を付けて元気良く立っています
小さい頃から、毎年甘い柿をたくさんつけて、秋になるとよく屋根に上って父と採りました。
今でも、白いシャツを着た父の柿を採る姿が、昨日のことのように思い出されます。
愉快な父はわざと渋柿を私によこして「喰ってみろ、甘いぞ」といい、
私が「ガプっ!げげー!渋柿じゃん(;`O´)o」と、怒る姿によく笑っていました。
幸せなことに新しい住人は、その柿の木を残してくれたのです。
きっと大きな柿の木を切るのは忍びなかったのでしょうね。
時々仕事でその家の前を通ると、木が元気にしてるかな?と覗いてしまいます。
私にとって大切な思い出の木でもあるのですが、その柿の木が今度はまた違う人の思い出となって、これからもずっと元気に生き続けてくれたらなと思います。
私は もう、その柿を食べることは出来ないけれど、その家族を喜ばせていたら満足かな^^
スキエさんが少し寂しげに
「前の家の柿、今年もたくさん実をつけたかなぁ・・・」
「うん、付けてるよ、元気だったもん」
私もちょっとしんみり・・・(・_・、)
「くやしいねぇ、甘柿、たくさんなったのに、引っこ抜いてくれば良かったよ」
( ̄∇ ̄;) そっちの方が スキエさんらしいやっ♪
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